昨日、伊勢市に滞在中の天皇、皇后両陛下が、

伊勢神宮での退位に向けた儀式

「神宮親謁(しんえつ)の儀」に臨まれました。

それに伴って、

皇位の証しとされる三種の神器のうち

『剣』と『勾玉(まがたま)』が皇居の外に持ち出されました。

三種の神器

皇位とともに、皇太子さまに継承される「三種の神器」ですが、

この継承が生前退位のため、

贈与税を非課税とすることが決まったそうです。

元々は、天皇崩御によって「相続」されてきた物の為、

相続税法上で、非課税の対象となっていました。

しかし、今回は生前退位の為、

贈与税も非課税にすることが決まったそうです。

税金の話になりましたので、今日は税金のお話です。

数年前にお客様から聞かれた時のお話です。

純金 おりん

「仏具は相続税が非課税になるんだけど、

純金のおりんを購入しておくと相続税対策になるかな?」

と質問されました。

そのお客様はよく知っていて、

仏具は相続税が非課税になるということをご存知だったんです。

国税庁のホームページを見ると、

相続税がかからない財産として仏具も記載されています。

ということは、純金で出来ているおりんも

仏具ですから相続税は非課税となります。

ただ、私個人の意見としては、お勧めとまでは言えないと思います。

理由としては2つあります。

一つは、購入金額が高いということです。

一例ですが、田中貴金属で販売されている

純金製仏鈴2.5寸が参考価格3,055,000円となっています。

重量は約300グラムですからグラム単価約1万円くらいになります。

現在の純金の買取価格は約5千円位ですから

購入した時点で資産価値が半分以下になってしまう為、

相続だけを考える場合、相続税を支払っても

現金を相続した方がお得になります。

もう一つの理由は、

おりんが絶対に非課税になるという保証がないからです。

国税庁の但し書きに

「骨とう的価値があるなど投資の対象となるものや

商品として所有しているものは相続税がかかります。」

とあります。

要は、金製のおりんは非課税になるかもしれないし

課税対象になるかもしれない品物ということなんです。

相続時に調査する税務署や税務官によっても見解が違う為、

相続税が非課税になるとは言い切れないんです。

以上2つの理由からおりんを相続税対策で購入するのはお勧めではありません。

 



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