ネット通販の落とし穴

 「政府広報オンライン」サイトの暮らしに役立つ情報欄に
以下のような注意喚起の記載がありました。

インターネット通販で「初回無料」「お試し価格」だから、
試してみようと思ったことはありませんか。
ちょっと待ってください。
その申し込み、要注意です。
1回きりのお試しのつもりで購入したら、
実際には違ったというトラブルが急増しています。
どんなサイトに注意をし、
何を確認すべきなのかポイントを紹介します。

インターネット通販の場合、
「次へ」や「確認」などをクリックして進んでいくので、
その過程の文言を隅々まで読むことはありません。
その為、消費者にとって不利益となる条件が隠れてしまい
トラブルが発生するのだと思います。
消費者がしっかりと読まないのが
悪いと言えばそれまでですが、
おいしい文言だけを大きく表示して
顧客にとっての不利益な文言は小さくするというのは
業者側の問題も大きいように思います。
実は私もお恥ずかしながら無料の言葉に踊らされ、
契約したことがあります。
もう5年くらい前の話になりますが、
大手外資系通販会社の1ヶ月無料会員になりました。
その時は送料無料になってラッキーと思っていたのですが、
1か月後に知らない間にカードから料金が引き落とされて
正会員になっていました。
説明を後から読み返すと、
1か月後に自動的に正会員になりますと書いてありました。
これについては、
もう少ししっかり説明してくれればと思いましたが、
無料という言葉につられて
会員になった自分が悪かったのだと反省しました。
ただ私の場合は、年会費も四千円弱ですし、
その後も何度か購入する予定だったので
「まーしょうがないか」と納得させました。
しかし、金額が大きい人にとっては痛手も大きいので、
無料であっても慎重に検討することが必要ですね。
ネット通販の市場が大きくなればなるほど
このようなトラブルは増えてきますので
消費者各々が気を付けて購入することが重要になってきます。
ここでワンポイントアドバイスです。

インターネット通販で気を付けるポイント

販売事業者の住所・連絡先・会社名を確認

申込ページに販売事業者の住所・連絡先・会社名が
記載されていることを確認してください。
万が一、解約する時に連絡がつかない事業者では解約することが出来ない為トラブルになることが多いそうです。

契約内容や解約条件の記載があることを確認

契約内容がちゃんと分かり易く記載されているかどうか。
解約が出来るかどうかの記載があるのか。
あるのならどのような手順で解約をすれば良いか。
の記載があること。

それでもトラブルになってしまったら
まずは消費生活センターにご相談ください。